放射線科Radiology department

診断担当医 西尾博

放射線科では画像診断を中心とした業務を行い、院内だけでなく院外からも依頼を受け地域医療の一役を担っています。 最近ではCT、MRをはじめとする画像診断機器は高性能化され、以前の装置では描出しえなかったことが遙かに細かくかつ広範囲に分かるようになりました。 高性能装置は如何に使いこなすかが重要かつ難しい点で、個々の症例に応じて検査テクニックを駆使することを常に考えて業務を行っています。 平素のモットーとしては迅速かつ正確な検査を心がけること、依頼医が気づいていない異常まで見いだすこと、他の検査法に頼らず診断に勝負すること、エックス線被曝の低減に努めること等です。 緊急依頼にも対応し小回りのきく医療を心がけていますので、画像診断に関しては遠慮無くご相談下さい。

担当医

西尾 博 大阪市立大学医学部卒業
工学修士(神戸大学)、医学博士(大阪市立大学)
日本医学放射線学会専門医
マンモグラフィ検診精度管理中央委員会読影認定医
【専門】
CT・MRを中心とした画像診断

検査モダリティ

  • 一般撮影検査
  • X線CT検査
  • MRI検査
  • X線透視検査
  • マンモグラフィ検査
  • 骨密度検査

X線CT検査

80列CT装置を導入しています

当院では、80列CT装置を導入しています。従来より検査時間が短くなり、併せて高画質な情報が得られることで、精密な検査が行えるようになります。また、X線被ばくにおいても従来より30~40%低減されています。

CT画像処理について

MRI検査

SIEMENS社製 MRI装置を導入しています

当院では、ドイツ シーメンス社製のMRI装置を導入しました。さらに画質が良くなり、広範囲で正確な検査が行えるようになりました。またすべての検査ではありませんが、音を静かにすることも可能となり、併せて室内も患者様がリラックス出来るような雰囲気になっておりますので初めての方でも安心して検査を受けていただけます。

MRI検査画像一例 MRI検査の注意点

骨密度検査

骨密度装置を導入しています

あなたの骨は大丈夫?
当院では腰椎及び大腿骨頸部を測定する骨密度装置を導入しています。骨折を起こすと生活に支障をきたしやすい、腰椎及び大腿骨を低被ばくで検査することが可能となりました。このため正確な骨粗しょう症の診断をおこなうことができます。患者様の健康のためにも定期的な検査をおすすめします。検査ご希望の方は主治医にご相談ください。

骨密度:
骨に含まれるミネラル(カルシウム他)の量です。
若い人と比較した値:
骨密度がもっとも多い、26.1歳の骨密度を100%としたときの比較です。この値が低くなると骨粗鬆症が疑われます。
  • 80%以上 ▶ 心配ありません。
  • 70~79% ▶ 骨密度がやや低下しています。食事・運動などの生活に気をつけましょう。
  • 70%未満 ▶ 一度、精密検査を受ける必要があります。
同年代と比較した値:
骨密度は年齢とともに少なくなっていきますがあなたの同年齢の方の骨密度を100%としたときの比較です。
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