全身拡散強調像


急性期脳梗塞の検出で利用されてきた拡散強調像(DWI)が、装置の高性能化と撮像法の改良により、全身のがんや膿瘍の検出に利用できるようになりました。がんの様に細胞密度が高い腫瘍、膿瘍の様な粘稠な液体、出血・血栓、炎症などが描出でき、あたかもPET(陽電子放射断層撮像法)と同様の画像が得られます。左図は発症直後に撮像された脳梗塞の拡散強調像で、左大脳半球の白いところが病変です。
腹部の撮像には横隔膜の動きに同期させた撮像を行ない、脂肪抑制は主に周波数選択法を用いています。当院では頭部以外の拡散強調像は白黒反転像で表示しています。


1) 肝細胞がん再発 (T2WI, DWI) 
 2) 高分化肝がん EdI 型 (造影後期, DWI)

 

 


3) 膵頭部がん+肝転移 (T2WI, DWI) 
 4) 胃がん (T2WI, DWI)  

 

 


5)腎細胞がん (T2WI, DWI) 
 6)5mmの尿管がん (T2WI, DWI)

 

 


7)膀胱がんと前立腺がん (冠状断;造影早期, DWI) 
 8) 虫垂炎の膿瘍 (T1WI, DWI)  

 

  


9) 外傷性皮下血腫 (矢状断;T2W, DWI) 
 10) 卵巣チョコレート嚢胞 (T1W, DWI)